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題目   金属材料の遅れ破壊のメカニズムと事故防止策
開催   (株)日本テクノセンター 会議室
日時   6月19日(月)午後 20日(火)終日
概要と申込み用紙  

プログラム

遅れ破壊の基礎          (基礎はいつでも大事)

  1遅れ破壊とは         (じわじわと壊れる)

  2遅れ破壊の歴史       (過去の出来事に学びましょう)

  3遅れ破壊の模擬試験    (試験は実環境の模擬になっているか)

  4過去の遅れ破壊モデル    (これらのモデルは正しいか)

遅れ破壊と力学           (力がなければ壊れない)

  1遅れ破壊と時間依存型破壊 (時間と共に破壊は進行する)

  2破壊力学は必要か      (30年の若い学問体系です)

  3遅れ破壊と疲労破壊との相違(破壊もいろいろ)

  4破壊条件           (どうしたら壊れる)

遅れ破壊と環境          (悪い環境で壊れる)

  1環境とは           (腐食環境で良いのか)

  2水素の役割         (水素がキーワード)

  3水素の定量         (水素の働きをつかめるか)

遅れ破壊と金属材料       (遅れ破壊に手ごわい材料の開発は可能か)

  1鉄鋼材料           (高強度鋼に気をつけよう)

  2チタン合金          (水素化物がキーワード)

  3セラミックス          (金属材料との違いは)

  4破面観察          (破壊を覗いてみよう)

遅れ破壊とその事故防止策   (遅れ破壊を防ぐ特効薬は)

  1遅れ破壊事例        (過去の出来事から学ぼう)

  2遅れ破壊特性        (その本質は)

  3遅れ破壊の季節性     (遅れ破壊も生きている)

非破壊検査と余寿命評価    (予防と検査が大事)

  1非破壊検査と破壊力学  (定期診断は必要)

  2余寿命評価         (いつ壊れる)

講師の言葉

遅れ破壊は材料、力学、環境の3要因により生じるとされています。その事故防止策はこれらの要因の理解が大事です。研究は古くから行われてきておりますが、研究者、技術者の専門により、取り組み方が1要因に偏りがちです。この3要因の全てを理解する研究者、技術者が少ないのが実情です。構造物の設計、金属材料、破壊力学、腐食工学に関して第一線で研究・技術に長年従事した経験を活かし、3要因に偏りのなく、平易に講義を致します。環境の大きな要因である水素に関しては、装置の発展により、定量化、ある程度の可視化が可能となり、役割が徐々に明らかになってきています。教科書に記載している綺麗事のみならず、事故防止策としてのノウハウとしての生々しい情報もお話しします。高専・大学・大学院では講義を受けていない、先輩から教えてもらえない情報、学会と協会では質問できない、教えてくれない、得られない情報を取得する絶好のチャンスです、受講をお待ちしています。